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タイトル 出迎えたもの[2日目夕暮れ/船着き場の浜辺]
日記No 184
投稿日 : 2003/11/01(Sat) 08:19
PC名 GM   <lints@mb.infoweb.ne.jp>
シャルロットを先頭に陣を組み、冒険者達は脱出を試みる。
動力室を飛び出し、黒曜石の犬達を粉砕した回廊を突っ切り、階段を駆け上がる。
幸いまだ建物全体に影響は及んでない。しかし彼らの後を追うように、不気味な地鳴りが響く。
研究室を抜け、廊下を駆け、一直線に出口へ!
全員が猛ダッシュで建物から脱出したと同時に、足元がぐらりと揺れた。

その場にいると危険と判断したレンジャー達の声で、浜辺へと急ぐ。
振り向くけば、地面が陥没し、建物が呑み込まれるように傾くのが見えただろう。

外は夕暮れの赤い日射しに包まれていた。
砂浜へと駆け出た冒険者達が見たのは、船着き場に繋がれた2艘の船と、その間近で彼らを待っていたモルヴダイだった。

《皆さん、大丈夫ですか?! 何があったのですか?》

《急に狂ったウンディーネ達の力が強まったのです。ついさっきまで、私達の仲間が鎮めていました》
幸いにもそのほとんどを精霊界へ返し、今はこのあたりも安全になったそうだ。
だから彼女も、こうして島へ近づくことができるようになったとか。
見ると、河口付近を中心に、多くのマーマンやマーメイド達がいる。彼ら、彼女たちは遠巻きに冒険者達を見ている。

その時、人魚の一人が島を指さした。
南国の緑をかき分けるように、もうもうと黒煙が上がっている。
あの遺跡のあった場所だったが、遺跡の姿は緑に隠れ、見ることは出来なかった。

タイトル やぁやぁ、出迎えありがとう。
日記No 185
投稿日 : 2003/11/01(Sat) 13:48
PC名 カティ=サーク
どがーん!

ひょい

ぐしゃー!

「そこあぶないよー」

バボーン!

「わかったー」


 ・

 ・

 ・

崩壊する遺跡の中を疾走してボクらはなんとか脱出に成功した。

脱出した後もその場にはとどまらず、安全な場所へと移動する。

やがて後ろを向けば砂煙とともに、崩れ落ちた跡形があるだけ。

はぁ〜。よかった〜。

何とか外に出ることができたよ〜。

遺跡の番人の黒い犬ももういないし、狂った精霊ももういない。

やっとこれでこの島の回りも安全になったよ。

 ・ ・ ・

浜辺に着くと人魚のなんとかさんが出迎えてくれた。
なんか、色々言ってるけど言葉が分からないよ〜ん。
狂った精霊がいなくなったから、感謝の言葉かなぁ。

う〜ん、よく分からないや。

・・・とりあえず、笑顔で握手っと。

タイトル 自然は偉大なり
日記No 186
投稿日 : 2003/11/01(Sat) 17:02
PC名 ブルノルフ・コッボ
「セイラムシア、訳してくれ」
 
海の中のモルヴダイに説明をするため、
わたしは、船着き場の縁に膝をついた。
 
「多分嵐によるものだろうか、遺跡の天井が壊れたせいで、
中で動いてた魔法装置が異常を起こしていた。
壊れた装置の一部が水に触れて、そこで狂わされた水精霊が
建物も外に排出されてたということらしい」
 
プールの底で明滅してた水晶や輝石、排出される水の流れ、
爆発と水飛沫をはっきりと覚えてる。
 
「装置を停止させるためには、
狂った精霊ごと水を全て排出しなければならなかった。
精霊の力が強まったのはそのせいだろう。
装置を止めたから、もうこれ以上狂った精霊が増えることはないだろう」
 
海に流れ込んだ精霊はモルヴダイたちが鎮めてくれた。
精霊についてはこれで一安心だな。
わたしは黒煙の立ち上る森の方をふり返った。
 
「あの煙は遺跡の崩落によるものだな。
嵐による損傷が大きかったのか、それとも魔法装置の異常で破壊が進んだのか、
遺跡は崩れてしまった」
  
あれだけ堅牢な壁を持ち、内部にも工夫を凝らした扉を持った建物が、
嵐で屋根を壊されたばかりに、このような最期を遂げるとはな。
精霊を操っていた装置も、結局最後には自然の力に負けたということか。

タイトル ご安心ください
日記No 187
投稿日 : 2003/11/01(Sat) 18:38
PC名 セイラムシア=カルムフォーレ
崩壊へのカウントダウンを始めた遺跡を脱出し、安全な場所へと移動した僕たち。
浜辺では人魚のお嬢さんが待っていてくれました。

《とりあえず、諸悪の根源は断つことに成功しました。これ以上、精霊たちが狂わされることは無いはずですよ》

心配そうな様子の彼女に、まずは笑顔で答えてあげます。
そして、今度は言葉のわからない仲間たちを振り返り、彼女の言葉を伝えてと。
そうそう、ブルノルフさんの言葉もちゃんと通訳しないとね。

そういえば、河口付近など遠くの方でも人魚の皆さんがこちらを伺ってるようですね。
まだ何か警戒してるのかな?
よし、ここはひとつ笑顔で手を振ってみせましょう。
そう思い立って、桟橋の先にででんと仁王立ち、大きく手を振ります。

《皆さ〜ん、ご安心くださ〜い。すべては万事解決ですよ〜》

遠くの方たちにもちゃんと聞こえたかな〜?

タイトル つかれたのじゃ・・・
日記No 188
投稿日 : 2003/11/01(Sat) 20:12
PC名 セフィリア=H=クリスタリュス   <cyphiss@eagle-net.ne.jp>
「うーむ、仕事の後の空と言うものはこうも清々しいものか…」

うなぁ〜…気分がよいのじゃぁ…
ぐぅ〜・・・っと、背伸びをする。

「くはぁっ・・・!
 ・・・それなりに疲れたのぅ・・・シャルロットの体の事もあるでな、少し休んでいかぬか?」

それに・・・
少し、水辺で遊びたいのじゃ。

タイトル 御礼とねぎらい
日記No 189
投稿日 : 2003/11/01(Sat) 22:07
PC名 GM   <lints@mb.infoweb.ne.jp>
ブルノルフの説明(セイラムシアの通訳)に
《事情はよく分かりました。皆さん、よくご無事でお戻りになりましたね…》
《一族を代表して、深くお礼を申し上げます。私達と、この海を護ってくださって…本当にありがとうございます》
モルヴダイは深い感慨と心の底からの安堵を浮かべ、冒険者達に何度も礼を言った。
河口にいるマーマン達も、セイラムシアの呼びかけとモルヴダイの説明に歓声を上げ、喜んだ。
カティの差し伸べた手に、不思議な表情を見せるモルヴダイ。
それが人の世界の友好と信頼の証しだと、誰かが説明すれば、彼女は満面の笑みをもって応えるだろう。

《怪我をした方は、私達で治してさしあげましょう。シャワテルレへ到着するまでの間、私達がお守りいたします。どうぞ、安心してくださいましね》

タイトル のんびりしていこう
日記No 190
投稿日 : 2003/11/02(Sun) 08:37
PC名 ブルノルフ・コッボ
カティとモルヴダイの握手の後、
わたしとシャルロットはマーマン達の魔法で傷を治して貰った。
美しいマーマメイドとエルフが並んだ姿は一幅の絵のようだった。
このような光景をいつかレリーフに彫ってみたいものだ。
 
さて、あとは、シャワテルレに戻ってメドウィードに報告するだけだが……。
 
「さすがにみな、疲れただろう。
メドウィード殿にはもう少し待っていただくとして、
わたしたちは、もう少しのんびりしていこうか」
 
とりあえず、わたしは一眠りさせてもらおうか。

タイトル 水も滴るいいおとこのこ。
日記No 191
投稿日 : 2003/11/02(Sun) 15:18
PC名 カティ=サーク
お、明日帰ることになったよ。

今日は魔法をいっぱい使ったから
早くベットでゆっくり休みたかったけど、
まぁ、この島でのんびりするのもいいかな。

この島に着いたときは嵐で泳げなかったから、
今日はちょっと入ってみようかな。
んー、でももう夕暮れだから足だけにしとこうっと。

ざざーん

ぴちゃぴちゃ

ざぶーん

ばしゃーん!

「・・・」

ちべたい・・・。
はぁ。風邪引かないように早く乾かさなくっちゃ。
今日タオル持って来てたかなぁ・・・。

タイトル きゃんぷふぁいやー
日記No 192
投稿日 : 2003/11/02(Sun) 18:12
PC名 セイラムシア=カルムフォーレ
すぐ帰るか、それとも休憩するかでちょっと考えましたが、ほぼ満場一致で今日のところは一晩休んでいくことにしました。
まぁ確かに、およそ二時間の船旅とはいえけっこう疲労してますしねぇ。
それではキャンプの用意を始めましょう〜、いそいそ。

「薪集めて火をおこし〜、水を汲んだらお湯沸し〜っと♪」

なんとなく気分がいいので、ついつい歌などを口ずさんでみたり。
ふふふ、こう見えて実は僕調理道具なんてものを持ってるのですよ。
腕によりをかけて素敵な料理を披露して見せましょう!
……って、あるものといったら、森で取れる木の実に野草、魚くらいのものでしょうか?
では、海鮮スープということで、ここはひとつマーマンさんたちにもちょっと協力願いましょう。

《すいませーん、食用になるお魚さんや海草、いくらか採ってきてもらえませんでしょうかー?》

ちょっと厚かましい頼みかとも思いましたが、せっかくの冒険キャンプですからね〜。
堪能してみたいんですよ。

タイトル 伝言
日記No 193
投稿日 : 2003/11/02(Sun) 20:39
PC名 GM   <lints@mb.infoweb.ne.jp>
セイラムシアの頼みに応えたのは、モルヴダイと2人のマーメイドだった。
彼女たちはくすくす笑って頷き、波間へ消える。

ほどなく、2人のマーメイドは戻ってきた。手にした魚や海草は、どれも美味だとか。

モルヴダイが戻ったのは、もうしばらく時間が経ってのこと。
彼女はその手に、大きな巻き貝をひとつ持っている。

《これは、食用ではありません。島へ戻ったら、メドウィードへ渡してみてくださいな》

《それから、メドウィードから『人魚の夢亭』で待っていると…そう申していたそうです》

それだけ言うと、モルヴダイ達は闇に沈む海へと消えていった。